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Tetsuya Seki

5年生が考える 未来の食卓‐魚編‐

更新日:2022年9月13日

5年生の社会科では「これからの食料生産と私たちのくらしについて考える」学習を進めています。

「水産業のさかんな地域」の単元では、食料生産を支える水産業の人々の仕事について理解を深めていますが、学習を通じて、現代社会の抱える大きな問題に気付くことを大きなめあてとしています。

国民的テレビアニメの『サザ〇さん』が幅広い世代に親しまれていたり、「サバを読む」「タラふく食べる」など多くのことわざがあったりと、日本にとって「魚は文化」と言っても過言でないくらいの深いつながりがあります。

学習のはじめ、子供たちの中にある水産業、漁業の大きなイメージは「魚を獲る」ことでした。

しかし、「獲る」漁業には多くの課題があることに気付きます。

その課題を克服するために、子供たちは、「養殖」や「輸入」という選択肢を見付けていきます。

しかしながら、実は、このどちらにも大きな課題があることを知っていきます。

「獲る」「つくり、育てる」「輸入」… 「水産業の未来とその発展」「持続可能」「環境」…

様々な方法や視点がありますが、どんな基準で何を選択していけば課題が解決できるのでしょうか。

今後、私たちの食卓はどのようになっていくのでしょうか。みんなであーだこーだと話し合います。


社会科の基本となる問題解決学習に対して、

1学期に「調べるマスター」になった5年生。2学期は「話せるマスター」を目指します。

漁業の抱える社会問題を自分ごとにし、「自分だったら」と、一人一人が自分の考えを導き、「社会の

一員として社会に参画することができる」という思いをもてるような学習を進めています。

日本とフィリピンは共に海に囲まれた島国です。だからこそ、水の恵み、海の豊かさ、食料生産を支える水産業により関心を高め、これらに潜む問題を身近なものとして捉え、解決していくための自分なりの考えを深めてほしいと願いマス🐟


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